車椅子から伸びる影。まだ、そこに誰かがいるような雰囲気を醸し出しています。この施設は、イタリアのとある精神病院の廃墟と言う事です。精神病院と廃墟と言う組み合わせは、なぜか恐怖心を抱かせます。
精神病院という存在が、なぜ恐怖心を抱かせるかを考えてみると、私たちにとって普通の病院と違い普段から気軽に立ち入る事が出来ないという、知りえない事・未開拓・経験の無い事は、恐怖のカテゴリーに位置するからだと思います(TV・映画の影響もあると思いますが)。
この作品を制作したブラジルのストリートアートのアーティスト:Herbert Baglione氏は、この廃墟となった病院に不気味な影と言う人の存在感を描く事により、廃墟となった精神病院がまだ存在しているという動きを作ったのではないでしょうか。
”
1. 伸びる影
Herbert Baglione
2. 何かを覘いています
Herbert Baglione
3. 車椅子から伸びる影
Herbert Baglione
4. この影は何の影なんでしょう
Herbert Baglione
5. 部屋に入ろうとしています
Herbert Baglione
6. シンボルと何か
Herbert Baglione
7. 物からはえる影は人型をしているのが不思議です
Herbert Baglione
8. 光に関係なく伸びる影
Herbert Baglione
Herbert Baglione – “1000 Shadows” Project (Italy)
Herbert Baglione – “1000 Shadows” Project (Italy)
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ライター:わらちゃん
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