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この画像は、NASAによって作成された、太陽系内での潜在的に危険な1,400個の小惑星(PHA)軌道を示す地図です。この地図をご覧になっていただくと分かるように物凄い円の重なりが存在しているのが分かると思います。真ん中にある黄色い丸が太陽でその後に、水星・金星・地球・火星と惑星が並んでいます。その小惑星の大きさは、直径140メートル以上であり、地球から750万キロ以内のものを集めて作成された地図のようです。

この潜在的に危険な小惑星(PHA)が、今すぐ地球に衝突するというわけではなく100年間ぐらいは脅威ではないということのようです。NASAが言うには、このような、潜在的に危険な小惑星(PHA)を観測し続ける事により、より正確に予測を行い、将来的にはその小惑星の軌道の修正を行っていくと考えているようです。

意外ととても大きく感じる宇宙空間のトラフィックは、混雑しているようですね。直径140メートル以下の小惑星を含めるとたぶんこの地図は円で描かれる線で宇宙空間を埋め尽くす勢いがあると思います。この地図はあくまで軌道が描かれているので、全ての小惑星が同時期に同じ場所にいることは無いと思いますが、もし宇宙に出る事ができる時代になると、このような小惑星の事を考え、宇宙船の進む軌道を考えないといけないとなると、気軽に宇宙に出れるわけではなさそうですね。
 


1. 太陽から木星までの範囲(太陽を中心に小惑星が軌道を描いているのが分かります)
ku-xlarge
NASA

2. 軌道の線だらけですね!
ku-bigpic
NASA


The orbits of all potentially hazardous asteroids in one map
The orbits of all potentially hazardous asteroids in one map

NASA maps Earth-killer asteroids in one image
NASA maps Earth-killer asteroids in one image

NASA Survey Counts Potentially Hazardous Asteroids
NASA Survey Counts Potentially Hazardous Asteroids


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ライター:わらちゃん

 

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