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色々な広告がありますが、これが、葬儀会社の広告!と思ってしまうほどの美しいデザインです。葬儀というと暗いイメージがありますが・・・


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私は葬儀を考えるとき、黒や白とグレーのような落ち着いた色調を使うと思います。そして実際、日本での葬式タブーコードから逸脱し、
葬儀サービスの型破りな広告を作成。それに関わったのが広告代理店 I&S BBDO と 西日本典礼 。それを作成するにあたり幾つかの課題を提起した。


「3月11日の地震と津波が日本に外傷を与えていた。生と死、希望と絶望、美しさと悲劇の問題は人々の日常生活のすべてのリアルすぎる一部となった、 "失った人の人生の美しさを思い出すと祝う葬儀の新しい役割を伝えるためにどのように反映するか」

Spoon & Tamago 

西日本典礼
I&S BBDO


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確かに
3月11日は、この国にとって大変な一日でした。地震・津波・原発 なんで3つも同時にそして、毎日見るニュースが苦痛でたまらなかったのを覚えています。

そんな中、その事実を払拭しようとこんなに素晴らしいものが生まれていたなんて知りませんでした。
人間の骨を押し花にたとえているところが、この作者の思いが伝わってきます。

亡くなられた方の色々な思い出を、色鮮やかな押し花 一つ一つが物語っているような気がします。こんなインパクトがあり、メッセージ性の高い広告は、珍しいです。

普通では、葬儀会社さんの広告では、骨を使った広告は作らないと思います。しかし、この葬儀会社さんは つくった。何か凄い思いがあったんだろうと察します。広告代理店と葬儀会社の色々ぶつかりあった作品、見ているだけで心を動かされますね。


 
ライター:わらちゃん
 


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