
このチーズは、芸術家のOlafur Eliasson氏、学芸員のHans Ulrich Obrist氏、シェフのMichael Pollan氏によって企画された「人間チーズ」というプロジェクトのようです。「人間チーズ」といっても人間の遺伝子や人間の自体を使うというものではなく、涙やヘソにいる細菌を用いて製作されるユニークなチーズです。
アメリカの科学者Christina Agapakis氏とノルウェーの香り専門家Sissel Tolaas氏によって細菌をチーズを作る為に採取してもらい、そして芸術家、科学者、人類学者、そしてチーズメーカーの皮膚から採取した細菌培養物から合計11個の人間チーズを製作したようです。
アメリカの科学者Christina Agapakis氏曰く、私達の皮膚には、チーズを発酵させる細菌類が存在しており、チーズの味や形を形成できるユニークな多種多様な細菌がすんでいるので、微生物学の培養を応用すれば可能と語っています。
また、チーズと体臭が類似している部分(足・ヘソゴマ・脇など)では、似たような細菌が存在しており、そこには臭いだけではなくチーズの細菌と類似した微生物の集団が構成されているとも語っています。

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1. シェフのMichael Pollan氏のヘソの細菌から作られたチーズ

2. チーズメーカーのDoughty氏の口の中の細菌で作られたチーズ

3. 微生物学者のBen Wolfe氏のつま先の細菌で作られたチーズ

4. 食品ライターのMichael Pollan氏のヘソの細菌から作られたチーズ

※このプロジェクト狙いや残りの人間チーズの詳細等は【dezeen:Olafur Eliasson's tears used to make human cheese】でご覧ください。
images & information courtesy of

Olafur Eliasson's tears used to make human cheese
thanks a lot ^^
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ライター:わらちゃん
