このスズメバチそっくりな昆虫は「ホーネット・モス(Hornet Moth)」と呼ばれる蛾。和名ではスカシバガ科と呼ばれるチョウ目(鱗翅目)に分類される蛾のようだ。特徴的なのは色や形はもちろんの事ではあるが、蛾特有の羽には鱗粉が無く、ハチやなどの昆虫の羽根のように羽が透き通っているところである(透かし羽=スカシバ)。大きさもスズメバチと同じぐらいの大きさで、それがゆえにスズメバチとよく間違えられる蛾のようだ。
そしてなぜ、この「ホーネット・モス(Hornet Moth)」は、スズメバチそっくりに真似ているかというところだが、鳥はスズメバチを食べないように、この蛾も黄色と黒の警戒色で武装することで捕食者からの攻撃を最小限に抑える為である。中にはハチクマというタカの仲間は、スズメバチが大好物な鳥もいるようだが、それでも捕食される確率は、通常の蛾よりも低いものになりそうだ。
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1. ホーネット・モス
Ian Kimber
2. スズメバチよりも愛嬌がある
J. Brandstetter
3. 羽はこんな風に透き通っている
en.wikipedia:Sesia apiformis mounted
images & information courtesy of
To Protect Itself this Moth Looks Exactly Like a Hornet
To Protect Itself this Moth Looks Exactly Like a Hornet
Hat tip:)
Photo(C):TOP:Natural England/Allan Drewitt
thanks a lot ^^
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ライター:わらちゃん スポンサードリンク