日本でもトランジェンダーの方々が居られるように世界各地でも存在する。そして、その存在の仕方は国によって違っている。この作品は、イタリアのフォトグラファーAlessandro Vincenzi氏のプロジェクト作品「Transgender World」。インドのムンバイに住むヒジュラーと呼ばれる「第三の性」を持つ、トランジェンダーに目を向け制作された作品である。
Alessandro Vincenzi氏は、2007年12月にHIVプロジェクトのために国境なき医師団の生物学者としてインドで働いていていた人物で、それをキッカケにヒジュラーの人々の生活環境やそれを取り巻く性産業をリアルな視点で捉えている。
私が知る限りのヒジュラーは、華やかに着飾り結婚式や出産や祭りごとに参加してチップを稼いでいた。なんとなく感じていたのだが、やはり各々生活を支えるために性産業に関わっていたとは衝撃が走る。インドでは、人と違った持つものや行動、そして白と黒のような半分半分の違う性質を持つものは神格化される傾向がある。しかし彼女達は、神格化される性の一方、生きるための過酷な陰と陽も存在しているようだ。
”
1. 「Transgender World:Mumbai」
Alessandro Vincenzi
images & information courtesy of
featureshoot:‘TRANSGENDER WORLD': PHOTOGRAPHER ALESSANDRO VINCENCZI’S DOCUMENT OF A MARGINALIZED COMMUNITY IN MUMBAI
Hat tip:)
Imgsource&Photo c:TOP: Alessandro Vincenzi
thanks a lot ^^
----------
ライター:わらちゃん
スポンサードリンク