埋葬方法としては、一般的なものでは土葬、火葬、そして少し変わったものでは、鳥葬や散骨、骨をダイヤに変えるものなどがある。近年様々な形の埋葬方法がうまれている中で、少し想像すると生々しいが自然の摂理にとてもかなった人の埋葬方法を発見したので紹介したいと思う。
この自然サイクルの一部となったような埋葬方法は、イタリアのAnna Citelli氏とRaoul Bretzel氏がプロジェクトした「Capsula Mundi」。私たちが良く知る従来の四角い形の棺を使わず種の形をした有機ポッドを使用し、そのポッドに故人の肉体を納めることで、木が育ち従来の墓地のあり方を変えていこうとする自然分解型+アルファーな埋葬方法である。
また、この埋葬方法はそのまま肉体を埋葬する土葬と似ているが、墓石などが必要なく、墓石の変わりに新しい命(木々)が育っていくという、墓地全てを森に変えてしまうことが出来るユニークなプロジェクトでもあるのだ。
スポンサードリンク