bees-2

何かが一度にそれも大量に何処かに失踪する事ってあるのだろうか。この作品はストリートアーティストLouis Masai Michel氏が街の壁などに描いたストリートアート作品「Save the Bees」。

皆さんも一度は耳にしたと思われる、蜂群崩壊症候群(いないいない病)。その蜜蜂の謎の失踪を啓発するストリートアート作品である。そして、彼の取り組みや努力が人々に伝わり、現在ではこの蜜蜂のストリートアートがブリストル、デボン、グラストンベリー、クロアチア、ニューヨーク、マイアミ、ニューオーリンズに広がり、蜂群崩壊症候群(いないいない病)に理解を示しているようだ。

蜂群崩壊症候群(いないいない病)が発症する前には、
●幼虫を維持するだけの若い成蜂(働き蜂)がコロニーから不足または完全にいなくなるものの、コロニーの周囲には死んだ蜂がほとんど見られない。
●コロニーには孵化前のミツバチの幼虫が存在する。蜂は通常、卵が全て孵るまで巣を放棄しない。
●蜂蜜や花粉といった食料は備蓄されたままである。そのため、これらがごく短時間のうちに他の蜂に奪われることはない(盗蜂は容易に起きない)。また食料が備蓄されていれば、蜂の巣を襲う天敵(蜂にとっては害虫)例えば、ハチノスツヅリガやケシキスイからの攻撃も巣に籠もることで防御できるため、敵による攻撃も考えにくい。
●コロニーの構成員は、砂糖水や蛋白質などの餌をあまり食べようとしない。
●女王蜂は生存する(失踪しない)。

このような共通した行動を起しているようで、
2006年秋から現在にかけてセイヨウミツバチが一夜にして大量に失踪する現象が米国各地で発生、その数は米国で飼われているミツバチの約4分の1になった。ヨーロッパの養蜂家においても、スイス、ドイツでは小規模な報告ではあるが、他にもベルギー、フランス、オランダ、ポーランド、ギリシア、イタリア、ポルトガル、スペインにおいて同様の現象に遭遇している。また、CCDの可能性のある現象は台湾でも2007年4月に報告されている。
 
ja.wikipedia:蜂群崩壊症候群 
とも書かれている。原因はいまだに不明であるそうだが、このwikipedia文章を見る限りミステリアスで何が彼らをそうさせるのかが気になる。

植物の受粉作業を手助けし、甘い蜜を提供してくれる蜜蜂。植物の中にはあえて臭い匂いを出し、その匂いを好むハエなどに受粉させる植物も存在するが、受粉作業だけにかかわらず、この蜜蜂の失踪はどの様な意味が含まれており、私たちとなんらか関係しているのか、真相を知る必要性は高いものと考えられる。



1. 「Save the Bees」
bees-10

bees-1

bees-3

bees-6

bees-7

bees-8

bees-4
Louis Masai Michel:Save the Bees

images & information courtesy of
Hat tip:)

Imgsource&Photo c:TOP:Louis Masai Michel:Save the Bees

thanks a lot ^^

----------
ライター:わらちゃん
 

スポンサードリンク